2017年10月28日土曜日

ケネディ大統領暗殺めぐり…これだけある陰謀論

1963年のジョン・F・ケネディ大統領暗殺をめぐり、非公開だった文書2891件が26日(日本時間27日)、公表された。
 
ケネディ暗殺をめぐっては、暗殺犯として逮捕されたオズワルド以外の“主犯”の存在など、さまざまな「陰謀論」が取り沙汰されてきた。

これまでに(1)次期大統領となるリンドン・ジョンソン副大統領(2)ケネディが進めていたベトナム戦争早期終結に反発する「軍産複合体」(3)アレン・ダレス長官の更迭で関係が悪化したCIA(4)オズワルドが亡命した経験のある旧ソ連のKGB-などが黒幕とされた。

背景には「オズワルド犯人説」の矛盾点がある。例えば、オズワルドはケネディの背後に位置していたビルから銃撃したとされるが、暗殺の瞬間を記録した映像ではケネディが後ろにのけぞっており、前方から銃撃されたのではないかとの疑いが浮かぶ。

遺体頭部の状況をめぐって、緊急治療を行った医師と政府の調査委員会の報告に食い違いがあることや、事件の目撃者が数年以内に不審死を遂げたことも米国民に「陰謀論」の存在を疑わせることになった。

1991年公開の映画「JFK」(オリバー・ストーン監督)では「暗殺は米政府の陰謀だった」と主張。2013年の米世論調査でも、ケネディ暗殺に組織的な陰謀があったと思う人は61%に上り、単独犯行説を支持する人は30%だった。

トランプ氏の選対顧問を務めたコンサルタントのロジャー・ストーン氏は「事件の黒幕はジョンソン副大統領だ」と主張していた。   夕刊フジより

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