日産自動車に続き、SUBARU(スバル)でも完成車の無資格検査が見つかった。日本の製造業では神戸製鋼所の性能データ改竄(かいざん)など不祥事が相次ぐ。職人かたぎの誠実な仕事と品質の高さで名声を築いた「日本のものづくり」への信用が根底から揺らいでいる。
自動車メーカーが新型車を出荷する際、あらかじめ国土交通相から「型式指定」を受ければ、自社工場での検査が認められている。大量生産される車で作業を合理化する狙いがある。日産やスバルの無資格検査は、メーカーに配慮した制度をないがしろにする行為だ。
これまでメーカー任せになってきた「性善説」に基づく制度は見直しが避けられそうにない。
アルミニウム製品などの性能データ改竄が見つかった神戸製鋼では、次々と新たな不正が判明。社内調査への妨害も起きたといい、会社全体にモラル欠如と隠蔽の風土が蔓延(まんえん)している実態が浮き彫りになった。社長の謝罪記者会見後も無資格検査を続けていた日産とともに病根は相当に深い。
海外メーカーとの厳しい国際競争にさらされる中、製造の現場は効率化を名目にぎりぎりまで人員が絞り込まれている。日本の製造業を代表する名門企業ですら、品質よりも納期や企業の利益を優先する体質がはびこっていた。相次ぐ不祥事の発覚は「メード・イン・ジャパン」全体の信頼低下につながりかねない。 産経ニュースより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年10月27日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁
金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...
-
インターネット 上には「掛けてはいけない電話番号」と銘打たれた、詳細不明の電話番号のリストが多数存在しています。それら電話番号と共に書かれている文面を見るに「掛けると死ぬ」「呪われる」「ドッペルゲンガー」「 宇宙人 」「貞子の電話番号」「花子さんの電話番号」などなど、いかにも恐ろ...
-
ホラー 映画『ファイナル・デッドコースター』で描かれるような遊園地での悲惨な死亡事故は、残念ながら現実でも起きてしまうことがある。今年8月には岡山県の遊園地で、走行中のジェットコースターの安全バーが外れ、乗客1人が負傷する事故が発生した。また、同日には大分県の遊園地でも、レールを...
-
人を殺した人と会う。 死刑囚 の実像に迫るシリーズ【3】 「“あの時”に 時間 を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも“あの時”に戻れるとしても、今の自分で戻りたいです。自分まで当時の自分に戻ったら、また同じことを繰り返してしまいそうだからです」 昨...
0 件のコメント:
コメントを投稿