2017年10月30日月曜日

1~9月の訪日韓国人 4割増で過去最多

1~9月に日本を訪れた韓国人観光客数が同期間としては過去最多を記録したことが30日までに分かった。米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備に反発する中国が韓国に経済的な報復措置を取っており、韓国人が中国への旅行を控え、代わりに日本を多く訪れているたとみられる。

日本政府観光局(JNTO)によると、1~9月の訪日韓国人は521万7000人で前年同期比40.3%増加した。1~9月としては過去最多。訪日外国人は17.9%増の2119万6400人で、このうち韓国人は中国人(556万400人、11.0%増)に次いで2番目に多い。
 
このペースなら、2017年通年の訪日韓国人は700万人に上ると予想される。500万人超を記録した昨年から200万人急増することになる。

その背景として、THAAD配備問題に絡む中国の「韓国締め出し」が挙げられる。ここ数年、韓国人の海外旅行先は中国がトップだったが、今年3月以降は急速に減っている。

韓国の大手旅行会社モドゥツアーの関係者は「THAAD問題のために韓中関係が悪化して以降、(韓国に対する中国人の)心理的な反感や安全面などを懸念し、中国を訪れる旅行者が昨年より減った」と話す。

一方、ウォン高・円安が続いている上、日本政府が外国人観光客を呼び込むために積極的な取り組みを進めていることから、韓国人は中国に代わる旅行先として日本を選ぶようになった。  聯合ニュースより

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