2017年10月31日火曜日

駐米中国大使、対北朝鮮制裁「努力する用意ある」

中国の崔天凱駐米大使は、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への対応について、国連の安全保障理事会が追加制裁をとる場合、「中国として更なる負担を負う用意がある」と述べ、外交や制裁による問題解決に向けた努力を強調しました。
 

「朝鮮半島の非核化は、国際社会にとって大きな利益になると信じているので、国連安保理による更なる決議があれば、中国は更なる負担を負い、より多くの努力をする用意がある」(崔天凱 駐米中国大使)

中国の崔天凱駐米大使は30日、ワシントンで会見し、核・ミサイル開発を強行する北朝鮮とアメリカの間の緊張がさらに続けば、「更に危険な状態になる」と指摘しました。そのうえで、「中国は出来ることは全てやっている」と述べ、「国連安保理の制裁の履行は中国に多くの負担を強いるものだが、追加の決議があれば、さらなる努力をする用意がある」と強調しました。

一方、アメリカの中国に対する多額の貿易赤字の問題について崔大使は、「米中双方が多くの時間と労力をかけて取り組んでいて、トランプ大統領の来週の中国訪問の際には重要な成果が出ると確信している」と述べました。さらに崔大使は、中国が人工島をつくるなど実効支配を強める南シナ海の領有権争いについて、「当事者同士による問題解決の努力に、アメリカは介入すべきではない」とけん制しました。   StartHomeより

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