2017年10月22日日曜日

ケネディ暗殺の謎が明らかに? 最後の機密文書をトランプ大統領が公開容認

トランプ米大統領は21日、ケネディ大統領(当時46歳)が1963年11月22日に南部ダラスで暗殺された事件に関する最後の非公開機密文書を公開するとツイッターで明らかにした。トランプ氏が公開の是非を判断する期限が26日に迫っていた。
 
いまなお「陰謀説」を唱える研究家も存在する「世紀の暗殺事件」の記録をめぐっては、中央情報局(CIA)のポンペオ長官が一部文書の機密扱いを延長するよう要請していると伝えられたが、トランプ氏は「これまで得た情報から判断し、大統領として公開を容認する」と表明した。

公開されるのは、ケネディ氏暗殺に関してCIAや連邦捜査局(FBI)が作成した捜査資料や報告書を中心とする、これまで全面非公開となっていた約3600点など。米国立公文書館は過去に暗殺関連の資料の大半を公開してきたが、問題の文書については米政府が50年以上にわたって公開を差し止めてきた。

しかし、父ブッシュ大統領(当時)が92年、残る暗殺関連の記録を25年以内に全面公開することを義務づける法律に署名。その前年、米国では「暗殺は米政府の陰謀だった」と主張する映画「JFK」(オリバー・ストーン監督)が公開され、暗殺の真相解明を求める世論の声が高まっていた。

米メディアによると、トランプ氏に対してはポンペオ氏が公開の一部差し止めを求める一方、トランプ氏の選対顧問を務めたコンサルタントのロジャー・ストーン氏が「事件の黒幕はジョンソン副大統領(当時)だ」と主張して全面公開を要請していた。

ただ事件に関しては、2013年の世論調査で米国民の61%が「陰謀説」を信じているのとは裏腹に、近年の科学鑑定や調査報道では、通称「ウォーレン委員会」と呼ばれる事件の調査委員会が1964年に報告書で発表した、暗殺犯として逮捕された故リー・ハーベイ・オズワルド容疑者の単独犯行であるとする結論が最も真実に近いと見なされている。  産経ニュースより

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