2017年10月22日日曜日

日本は2泊なのに…米大統領の「韓国1泊」に青瓦台の釈明は

青瓦台(韓国大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)報道官は17日の記者会見で、トランプ米大統領の訪韓日程について「11月7日午前に到着し、8日に出発することで韓米が合意した」と発表した。青瓦台とホワイトハウスは昨夜まで、11月7日に韓米首脳会談を行うことしか発表しておらず、到着や出国の日程は明らかにしていなかった。ただし17日の会見でも正確な出入国の時間までは発表しなかった。トランプ大統領は日本を11月5-7日、中国を11月8-10日とそれぞれ2泊3日の日程で訪れる。韓中日のうち韓国だけが1泊2日となることについて、青瓦台関係者は「トランプ大統領の実際の滞在時間は韓国も日本もあまり変わらない」と釈明した。

朴報道官はトランプ大統領の韓国でのスケジュールについて、詳細は米国と協議中だとして一部を公開するにとどめた。発表した内容によると、トランプ大統領は7日に青瓦台で公式の歓迎式に出席し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領との首脳会談に臨む。その後、記者会見ではなく、記者団との質疑応答のない共同メディア発表を行う。両首脳は6月にワシントンで行われた首脳会談でも質問を受け付けなかった。これについて青瓦台側は「トランプ大統領が記者会見の形を望んでいないと聞いている」と説明した。夜にはトランプ大統領夫妻が出席する国賓夕食会が青瓦台で行われる。また、8日にはトランプ大統領が韓国国会で演説する。青瓦台は「トランプ大統領が韓中日を訪問する中で、国会で主要政策演説を行うのは韓国だけ」としている。

トランプ大統領の滞在日程をめぐっては、韓日間で水面下の外交戦が繰り広げられていたが、最終的に韓国が1泊2日、日本が2泊3日となった。日本メディアは当初「日本が3泊4日、韓国は1泊2日になるだろう」と報じていたが、結果的に韓国の滞在日程は増えず、日本の日程が1日短くなった。朴報道官は「米国側は当初、トランプ大統領の初めての訪韓ということで、2泊3日の日程を推進していたが、大統領夫妻の全体の訪韓スケジュールや深夜に韓国に到着することによる儀典問題などを総合的に考慮し、(6日夜の到着ではなく)7日午前の到着ということで合意した」と説明した。「韓国軽視ではないか」との指摘については、青瓦台関係者は「韓国は1泊2日の日程を丸々使えるが、日本は週末(5-7日のうち5日が日曜日)が重なっている」として「トランプ大統領の実際の滞在時間は韓国でも日本でもほぼ同じ」と主張した。  朝鮮日報より

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