2017年6月18日、韓国・YTNは、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、慰安婦問題をめぐる日韓合意に否定的な立場を明らかにしてきた康京和(カン・ギョンファ)氏を外交部長官に正式任命したことについて、「15年末に締結された日韓合意の履行を韓国側に何度も求めてきた日本政府の心中は穏やかでない」と伝えた。
記事は、文大統領就任直前の5月9日、菅義偉官房長官が会見で「日韓がそれぞれ責任を持って(合意内容を)実施していくことが極めて重要。(韓国に)合意の着実な実施を求めていきたい」と述べていたことを紹介。一方で外相候補に指名された康氏が6月7日、「最も核心となるのは被害者中心の法的責任と賠償だ。この部分において不明確な点があるため、合意は不十分だったのではないかと思う」と述べるなど、以前より日韓合意に否定的だったと解説している。
また、康外相就任を受け、岸田文雄外相が「韓国は戦略的利益を共有する最も重要な隣国。緊密に連携し、未来志向的な日韓関係を構築するために努力したい」と祝意を伝えたと紹介した上で、「しかしながら日本政府は、康長官の今後の歩み、特に慰安婦合意の動きに神経をとがらせている」と伝えた。
記事はさらに、韓国側が康氏任命の是非を議論した人事聴聞会で慰安婦合意の再交渉や破棄に直接言及しなかったことから「日本が対応策に苦心している」と分析、「日本国内の保守系メディアを中心に(康氏任命に)否定的な報道が相次いだ中で最終的に康長官が任命され、日本の内心は複雑化している」と伝えた。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「よくぞ康長官を任命した」「日本が嫌がるということは、韓国にとっては良かったということ」「日本が喜ぶ人事では、私たちには全く役に立たない人事ということでしょ」「日本の皆さん、覚悟しておくように」「正しい選択だった」など、康長官任命を歓迎する多くのコメントが寄せられた。
また、「いずれにしても尹炳世(前外交部長官)よりはまし」とする声もみられた。
レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年6月19日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁
金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...
-
インターネット 上には「掛けてはいけない電話番号」と銘打たれた、詳細不明の電話番号のリストが多数存在しています。それら電話番号と共に書かれている文面を見るに「掛けると死ぬ」「呪われる」「ドッペルゲンガー」「 宇宙人 」「貞子の電話番号」「花子さんの電話番号」などなど、いかにも恐ろ...
-
ホラー 映画『ファイナル・デッドコースター』で描かれるような遊園地での悲惨な死亡事故は、残念ながら現実でも起きてしまうことがある。今年8月には岡山県の遊園地で、走行中のジェットコースターの安全バーが外れ、乗客1人が負傷する事故が発生した。また、同日には大分県の遊園地でも、レールを...
-
人を殺した人と会う。 死刑囚 の実像に迫るシリーズ【3】 「“あの時”に 時間 を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも“あの時”に戻れるとしても、今の自分で戻りたいです。自分まで当時の自分に戻ったら、また同じことを繰り返してしまいそうだからです」 昨...
0 件のコメント:
コメントを投稿