安倍内閣は、入院時の食費・居住費の連続的な値上げを狙っています。療養病床に続いて、新たに一般病床や65歳未満の療養病床からも居住費(水光熱費)として320円を徴収する計画。療養病床の65歳以上の入院患者の居住費は320円から370円に引き上げようとしています。
一般病床では、4月に食費が1食360円に値上げされたばかり。さらに18年4月から1食460円への値上げが決まっています。
これに居住費が徴収されると、食費と合わせて1日1700円、1ヶ月で5万1000円の負担を強いられます。18年度の患者負担は1200億円(厚労省試算)になります。連続的な負担増は、患者の追い出しを招くことは必至です。
入院食費はもともと治療の一環であり、公的保険で給付していました。しかし、在宅医療との公平を図るとして1994年から1日600円の自己負担を導入、次々と値上げしてきました。
06年には、介護施設との公平を理由に、療養病床に入院する65歳以上の高齢者を対象に1日320円の居住費まで導入。療養病床の食費を1食460円に値上げ下のに続いて、15年には世代間の公平を理由に一般病床にも460円への値上げの導入を決めました。
入院は元々治療する場であり、住まいとしての機能などありません。居住費の負担を求める理由は全くありません。
公平を理由にした負担増は結局、高い方に合わせるだけのご都合主義にすぎません。あらゆる世代に負担増を迫る改悪に、医療・患者団体からも患者追い出し、医療難民をひどくすると批判の声が起きています。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2016年8月13日土曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁
金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...
-
インターネット 上には「掛けてはいけない電話番号」と銘打たれた、詳細不明の電話番号のリストが多数存在しています。それら電話番号と共に書かれている文面を見るに「掛けると死ぬ」「呪われる」「ドッペルゲンガー」「 宇宙人 」「貞子の電話番号」「花子さんの電話番号」などなど、いかにも恐ろ...
-
ホラー 映画『ファイナル・デッドコースター』で描かれるような遊園地での悲惨な死亡事故は、残念ながら現実でも起きてしまうことがある。今年8月には岡山県の遊園地で、走行中のジェットコースターの安全バーが外れ、乗客1人が負傷する事故が発生した。また、同日には大分県の遊園地でも、レールを...
-
人を殺した人と会う。 死刑囚 の実像に迫るシリーズ【3】 「“あの時”に 時間 を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも“あの時”に戻れるとしても、今の自分で戻りたいです。自分まで当時の自分に戻ったら、また同じことを繰り返してしまいそうだからです」 昨...
0 件のコメント:
コメントを投稿