2016年5月14日土曜日

ブラジル暫定政権発足

ブラジルのテメル副大統領は12日、上院で弾劾法廷設置に伴うルフセ大統領の停職を受け、大統領代行に就任した。

前途は厳しく経済回復、汚職問題への対処など深刻な課題が山積みです。早急な成果が出なければ支持を失う可能性も指摘されています。

現地からの報道によればテメル氏は就任会見で、国民を落ち着かせ、団結させることが必要だと述べています。

政権は10の政党から閣僚を出していて、それぞれの政党の思惑が違う為、暫定政権の支持の幅は広いが期限付きだと報じています。

ルフセ氏は弾劾裁判開始決定を受けた12日、私は過ちを犯したが、犯罪は起こしていないと発言。弾劾プロセスについて、「不正行為」「クーデター」と非難しこれと戦う決意を表明しています。

テメル氏はルフセ政権が行ってきた貧困層への援助の継続と景気低迷の背景にある財政悪化を解決するために、歳出削減を行う方針を示しています。

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