2016年5月15日日曜日

東欧に迎撃ミサイル配備



ルーマニアに迎撃ミサイルが配備されたことを伝えるロシアTV
アナウンサーの背後に映されたミサイルの写真が恐怖心を煽る


人類が等しく恐れている第3次世界大戦に向けての動きがじわりじわりと始まっている。 ウクライナ紛争から始まった「欧米対ロシア」の対立は、シリア内戦の和平協議 に米ソ両国が協力的であるように見えることもあって、表面上は穏やかな状況に見えているが、実はじわりじわりと厳しさを増してきているのである。
 
そうした動きの一つが、ルーマニアに配備されたNATO(北大西洋条約機構)の迎撃ミサイルの運用開始である。 12日からルーマニアで稼働し 始めたSM3というミサイルは、米国がNATOの加盟国をミサイルの攻撃から守るために欧州に配備したものである。
 
ルーマニアとNATOのトップは、この運用目的は決してロシアをターゲットにしたものではないと弁明しているが、これまでなら、イランの潜在的脅威に備えるものだ と言い逃れが出来ても、イランへの制裁が解除され欧米との関係が修復された今は通用しない。 真の狙いがロシアからの攻撃に備えたものであることは明らかである。
NATOがこうした動きに出るのには、それなりの理由があるのだ。 我が国のマスコミでは伝えられていないが、バルト三国やロシアに接したルーマニア、ポルトガルなど の国々では、ロシア艦船や潜水艦、あるいは航空機による領海、領空侵犯が頻繁に行われているからである。 
 
しかし、今朝のロシアTVはプーチン大統領が国防相幹部会議で今回のNATOのミサイル防衛システムの運用開始についてコメントし、米国は防衛のためだと主張するが、これは防衛ではなく戦略核兵器の配備だと述べ、米国を強く批判していることを伝えている。
 
また、ポーランドでもルーマニア同様のミサイル関連施設の建設が始められたようで、来年には稼働することになりそうである。 施設がロシア領土からわずか150キロしか離れていない場所だというから、ロシアにとって脅威であることは事実である。 それだけに今後、ロシア政府がそれなりの対抗措置をとる可能性 は大きく、ロシア対欧米の対立がさらに深まることが懸念される。
 浅川嘉富ブログより
 
北大西洋条約機構(NATO)は東欧のルーマニアに迎撃ロケットを配備した。一応、ロシアを標的にしたものではないと弁明しているが、明らかにロシアを標的にした配備である事は間違いない。
 
ロシアも軍事行動を活発化しており、米国の艦船への異常接近や東欧やポルトガルなど領空・領海に接近したりしている。
 
このロケット配備に対してロシアが対抗措置を取ることは目に見えている。一歩間違えば第3次世界大戦という事態に発展することだけは避けて貰いたいものである。
 
米・北欧、ロシアに懸念
 
オバマ大統領はホワイトハウスにて、北欧5ヶ国と首脳会談を開催しています。大統領は会談後、記者団に対して、バルト、北欧地域で高まっている攻撃的な軍事プレゼンスへの懸念で連帯していると表明。ロシアに国際義務に基づいた軍事活動の維持を促すと強調しています。
 
同会合には、デンマーク、フィンランド、アイルランド、ノルウェー、スウェーデン、の首脳が出席しています。オバマ大統領は、情報共有の強化を含む対テロ戰協力やシリア内戦終結への取り組みなどについて意見交換したと説明。7月の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に向けて連携していくと語りました。
 
これに対してスウェーデンのロベーン首相は、過激派組織IS掃討作戦や中東和平、ウクライナ情勢など共通課題に対するグローバルな対処の必要で一致したと応じました。
 
米国と北欧5ヶ国は、安保・防衛や移民・難民、気候変動などで協力を深めることをうたった共同声明を発表しました。

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