2016年5月15日日曜日

中国威圧で権益拡大

ワシントン=時事 米国防総省は13日、中国の軍事動向に関する年次報告書を公表しました。中国は南シナ海、南沙諸島の7岩礁を昨年後半までの2年間で約13平方キロ埋め立て、各国との武力衝突に至らないよう軍艦ではなく公船を利用した「威圧戦術」を採用して権益拡大を図っていると分析しています。

報告書は南シナ海の人工島について、中国が恒久的な軍民共用拠点として活用し、長期的プレゼンスを大幅に強化できるようになると警告。

係争相手国や第三国の活動を探知し牽制する中国の能力を高め、部隊展開などの要する時間の短縮にも繋がると指摘しました。

7岩礁での活動の詳細に関しては、昨年10月までに埋め立ては止まり、うち4カ所は施設建設の最終局面に入ったとの見方を示しました。

3000㍍級の滑走路を備えた残る3カ所にも、今後、1年の内に通信施設などが建設されると予測しました。

軍事衝突回避への枠組み強化

米軍制服組トップのダンフォード統合参謀議長は12日、中国の房連合参謀部参謀長とビデオ回線を使い会談し、米・中両軍の衝突の危険を低減する枠組みを強化するよう呼びかけました。米軍が13日発表しました。

それによると、ダンフォード氏は、規範に基づく国際秩序を擁護し、南シナ海での権益と同盟各国を守る決意を房氏に伝えました。

昨年秋にダンフォード氏が統合参謀議長に就任して以来、房氏との会談するのは初めて。

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