2016年5月27日金曜日

原油価格一時50㌦超え

ニューヨークー=時事 国際石油市場では、指標となる英国産北海ブレンド原油先物相場が上昇し、日本時間26日午前の電子取引で一時1バレル=50㌦の節目を超えました。取引時間中の50㌦台回復は、昨年11月4日以来の約半年ぶりです。

米エネルギー情報局(EIA)が25日発表した米国内の原油在庫は前週比で420万バレル減少。市場予想を大きく上回る取り崩しとなり、だぶついていた需要の引き締まり観測が強まりました。

市場では、カナダのオイルサンド地帯で起きた森林火災や、内戦状態にあるナイジェリアのパイプライン破壊などを受け、原油供給への懸念が広がっています。

米国のシェールオイルが採算悪化で減産が続いていることもあり、相場の先高感が強まっています。この為、米国標準油種WTIも50㌦間近に迫っています。

市場関係者は供給障害が相場の上昇の背景だと話しています。

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