米政府はシリアの首都ダマスカス近郊・東グータ地区で7日、アサド政権が塩素剤が使ったと断定し、猛毒の神経剤サリンも使われたとみている。ヘイリー氏は追加制裁について、アサド政権による化学兵器使用や、英南部で起きた元露情報機関員の神経剤襲撃事件が理由だとし、ロシアに「良くない行動であることを分からせる」と述べた。
シリア情勢をめぐっては、トランプ大統領が3月29日の演説で、シリアに駐留する米軍について、「私たちはすぐにシリアから出ることになる」と早期の撤退を目指す考えを示し、軍にも撤退準備を指示したと報じられた。
これについて、ヘイリー氏は米国が(1)化学兵器の不使用(2)イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の完全な打倒(3)アサド政権を支援するイランの影響力阻止-の3点を達成するまでは、米軍を「シリアから撤退させるつもりはない」と述べた。
ヘイリー氏は国連主導のシリア和平協議を進めることが「米国の目標」であると強調し、「私たちが必要とするのは(アサド政権の)体制転換ではなく、政治プロセスを進めることだ」と語り、ロシアに同政権の後ろ盾として役割を果たすよう求めた。
産経ニュースより
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