2018年4月3日、華字紙・中文導報はこのほど、花見で日本を訪れた中国人観光客にインタビューを行った。
中国では今年、日本への花見旅行が人気を博している。インターネット上でのキーワード検索や旅行会社では、いずれも前年を大きく上回る反響があるという。3〜4月の花見シーズンには、60万人の中国人観光客が日本を訪れるという推計もあった。そうした中、記事は東京を訪れた中国人女性にインタビューした様子を紹介した。
北京市在住の呂(ルー)さんは、今年初めに日本への花見旅行を計画。出発前にさまざまなサイトで情報を集めた。3月末は東京の桜が6〜7分咲きということでこの時期を選んだという。NH956便で成田空港に到着した呂さんだったが、当時はちょうど雨。気温も低く、「桜が散ってしまうのではないか。開花が遅くなってしまうのではないか」と心配になったという。
天気が悪かったため、初日に夜桜を見るのはあきらめた。翌朝、雨が残る中で桜を見に出かけた。土の香りが漂い、街の人影はまだまばらだった。東京が放つ独特の静けさと雰囲気を感じながら、呂さんは地図を頼りに目黒川を訪れた。さらさらと流れる小川、心地よさそうに泳ぐ鴨。両側には桜の木が生い茂り、薄ピンクの花びらが空を覆っていた。満開のロマンチックさはなかったが、その美しさに見入った。「百聞は一見に如かずね」と感嘆した。
やや肌寒かったが、呂さんは桜の木一本一本に足を止め、角度を変えて眺め、写真に収めたという。記者が「当時、何を思って見ていたのですか」と尋ねると、呂さんは「心は空っぽ。男の子が好きな女の子に夢中になっているように、すべてを忘れました。きっとこれが、人が美しいものに抱く好感と憧れなのでしょう」と語ったそうだ。
呂さんは普通の会社員で、今回の東京旅行はほんの数日の予定。目黒川の次は上野公園でアフタヌーンティーを楽しむそうだ。記者が「満開の時期ではありませんが、残念に思いますか?」と尋ねると、呂さんは「残念も美しさです。またここに戻ってきて、次は満開の桜を見たいと思うから」と語ったという。レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年4月5日木曜日
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