2018年4月22日日曜日

北朝鮮、非核化ではなく核兵器保有国宣言

 ビクター・チャ米戦略国際問題研究所(CSIS)韓国部長は21日、北朝鮮の「核実験場廃棄宣言」について、非核化宣言というよりは核兵器保有国としての位置づけを宣言したものと分析した。

チャ部長はこの日、米ネットメディア「アクシオス」とのインタビューで、「北朝鮮はすでに対話中はすべての試験を中断すると話した。今回の宣言はその約束を公式化したもの」と話した。

特に北朝鮮の宣言は「責任ある核保有国のすべての側面を見せている。試験禁止、先制使用禁止、移送禁止に関し説明している」と指摘した。チャ部長は「したがってこれは非核化宣言ではなく、北朝鮮が責任ある核兵器保有国になれるという宣言」と規定した。

彼はまた、北朝鮮の意図と関連し、「だれもこれを信じないが、北朝鮮は彼らに必要なすべてであるトランプ大統領の同意を得られれば良い」と話した。

チャ部長は「このすべての状況で回答がない明快な質問は米国が北朝鮮のこうした譲歩に対する代価として何を与えるつもりなのかということ」と指摘した。

彼は「われわれは北朝鮮で何を望んでいるのかわかっているが、米国政府があきらめようとすることに対し詳細に説明する人はだれもいない。(北朝鮮に与えるものが)平和条約締結、(米朝関係)正常化、(韓米)軍事演習中断、ミサイル防衛なのか」と尋ねた。

一方ジョージ・W・ブッシュ政権で国家安保会議(NSC)アジア担当局長を務めたチャ部長は昨年トランプ政権の駐韓米国大使に内定したが今年初めに落馬した。彼は北朝鮮に対して比較的強硬な立場だがトランプ政権内強硬派の制限的先制打撃論、いわゆる「鼻血戦略」に反対したことが落馬理由とされている。中央日報より

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