韓国では、不正選挙疑惑で下野し亡命先のハワイで死去した初代大統領の李承晩(イ・スンマン)以降、現職の文在寅(ムン・ジェイン)を除く歴代大統領のほとんどが悲惨な末路をたどっている。
特に民主化を経た1993年の文民政権発足以降は、全斗煥(チョン・ドゥファン)、盧泰愚(ノ・テウ)、朴槿恵(パク・クネ)が逮捕され、実刑判決を受けた。先月末には李明博(イ・ミョンバク)も巨額の収賄容疑で逮捕。また、盧武鉉(ノ・ムヒョン)は退任後、検察の取り調べを受け自殺。盧武鉉に加え金泳三(キム・ヨンサム)、金大中(キム・デジュン)も家族が金銭疑惑などで逮捕されている。
大統領経験者の悲惨な末路が繰り返される背景について、韓国では「大統領に権力が集中し過ぎているため」との見方が一般的だ。さらに、人脈が全てで法より重視されるという伝統的な風潮も大きい。
夫の転勤で引っ越してきた主婦がまず優先するのは地元や子供が通う学校の父母との人脈作り。韓国で生きていくには今も人脈は欠かせない。その人脈に最高権力がからんでいれば利用しない手はない。
朴槿恵の場合、親友の崔順実(チェ・スンシル)との縁が災いを招いた。権力に群がり、そのコネを多くの者が利用する。よって、似たような“権力乱用型”の不正は絶えず、大統領が知らない所での不正も横行する。
これらに加え最近、より鮮明かつ露骨になっているのが、旧政権に対する「政治報復」である。今回、有罪判決を受けた朴槿恵自身、法廷でそう批判し、李明博も元大統領への捜査が「今回で最後になることを望む」と訴えた。
朴槿恵の実刑判決や李明博の逮捕の可能性は、韓国社会で文在寅政権の発足時点から現実視されていた。李明博政権は各界の旧政権(盧武鉉政権)派の左派勢力を徹底的に排除し、朴槿恵政権も親北朝鮮政党の解散など親北、左派勢力の追い出しに努めた。
文在寅が腹心を務めた盧武鉉は、李明博政権で追い詰められた末に自ら死を選んだ。李明博の「政治報復」発言に文在寅は激怒したが、韓国社会では「報復」との見方がすでに常識化している。新旧政権での報復合戦は主要放送局の幹部人事にまで及んでいる。
保守・リベラルの政権交代ごとに、韓国では報復の悪循環を繰り返しているわけだが、自らの正しさを示すには対立する旧政権を否定しなければならない。そうでないと生き残っていけないのが、変わらない韓国の現実である。yahooニュースより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年4月7日土曜日
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