中国の都市部では高層ビルが立ち並んでいるが、それだけ建築技術も進んでいるのだろうか。中国メディアの今日頭条は3日、建築業界で働くある中国人が、日本の50階建て高層ビルを視察した時の様子を紹介する記事を掲載した。
この中国人は、日本のビル建築現場を実際に見学してみて、日本の建築方法は作業が細かく、合理的であることに感心したようだ。まず、見学者への対応からして非常に細やかだったという。
見学者用に用意されたヘルメットは真新しく、使い捨てのインナーキャップが備えられ、衛生的であることにも驚いたと綴っている。これは、中国の建築現場でよく見かける、「真っ黒で汗が染み込んでいてほこりだらけのヘルメットとは違う」という。また、新品の軍手と靴下まで用意されていたことにもすっかり感心した様子だ。
さらに、ビル建設の作業については、非常にスムーズだったと紹介。これは「工場で作っている部品が多いから」と伝えた。壁、柱、階段などが現場に運ばれて組み立てるだけとなっている。工場で作られた壁には電線を通すための穴などもあらかじめ開けてあり、その細かな設計に感心している。
ほかにも、断熱には中国でよく見られる張り付けるタイプではなく、吹き付ける断熱材を使っていたため、作業が簡単なうえに剥がれ落ちる心配もなく、数十年経ってからでも新しくすることができると紹介。さらに、地震対策や、電線を目的別に色分けしていること、水道のパイプを固定し変形を防止していること、排水管まで防音材で包むなど、細部まで行き届いていることを紹介し、専門家ならではの視点で日本の建設業の合理性に感心している。
中国のビル建設は、なんといっても突貫工事とも言えるその建築スピードの速さにあるが、質の高さや合理性という点では大いに疑問が残る。やはり作業が細やかで防音や保温、耐震性にこだわった日本のビルのほうが安心して利用できる感じがするのは気のせいではないだろう。サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年1月6日土曜日
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