2017年12月22日金曜日

河野外相、初訪日の韓国外交部長官に贈ったプレゼントとは

19~20日、就任後初めて日本を訪問した韓国の康京和(カン・ギョンファ)長官に河野太郎外相が「サプライズプレゼント」を手渡した。

21日、複数の外交消息筋によると、河野外相が準備した贈り物は「防水イヤホン」だった。外相の間での贈り物はやや唐突のようだが、実は康長官のためのオーダーメード型プレゼントだったという。

康長官の趣味が水泳だからだ。これを事前に知っていた日本側が、水泳する間、水中でも音楽が聞くことのできるBluetooth(ブルートゥース)イヤホンを準備した。康長官はことし8月、文在寅(ムン・ジェイン)政権発足100日記念の国民向け報告大会に参加した時、健康管理の秘訣について「時々水泳をする」と話していた。康長官は実際にも時間ができると水泳をしながらストレスを発散する。

日本はこのように贈り物一つにも細心の注意を払う外交術に長けている。2015年6月、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官が初めて訪日した時も同じだった。外交消息筋は「日本側がどのように知ったのか、岸田文雄当時外相が晩さん会で尹長官が好きな和菓子のせんべいに「尹炳世」と名前を刻んだものをプレゼントに準備した。韓国側も囲碁が好きな岸田外相に石で作った碁石と碁笥を贈った」と伝えた。

康長官と河野外相は歴代のどの韓日長官よりも頻繁に会って親交を深めている。康長官は6月、河野外相は8月にぞれぞれ就任したが、19日の会談を含めてすでに4回も顔を合わせている。

だが、このような贈り物と親交が今後大きな効果を発揮するかは未知数だ。韓日関係の変曲点にもなる慰安婦合意タスクフォース(TF)の検討報告書公開が迫っているためだ。27日に公開される報告書は12・28慰安婦合意が導き出されるまでの経過、背景などをまとめている。合意前後で被害者の意見の取りまとめが不十分だったという批判的な内容で作成されているという。政府は報告書に基づき、被害者や学界などの意見を取りまとめた後、関連政策を決める方針だ。

康長官は報告書最終案の報告を受けた後に訪日し、河野外相にも概略的な内容と今後の政府の計画を説明したという。河野外相は慰安婦合意に対し、始終一貫して「合意の履行が重要だ」という立場を繰り返し伝えた。中央日報より

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