2017年10月9日月曜日

トランプ氏「嵐の前の静寂」と発言後に空母出航

北朝鮮情勢がいよいよキナくさくなってきた。トランプ米大統領が「嵐の前の静けさ」と発言、直後に米海軍の空母セオドア・ルーズベルトが出航した。これに対し北朝鮮側は、米西海岸に到達可能な長距離ミサイル発射を示唆した。

トランプ氏は5日夜にホワイトハウスで軍高官らと開いた夕食会の際、報道陣に「諸君、これが何を表しているか分かるか? 嵐の前の静けさかもしれない」と発言。報道陣が「嵐とは何のことか」と真意を問いただすと、トランプ氏は「そのうちに分かる」とだけ述べた。6日も記者団に同じ説明を繰り返した。

6日には、空母セオドア・ルーズベルトが巡洋艦バンカーヒルとともに母港の西部サンディエゴを出航。駆逐艦3隻と合流し、西太平洋やペルシャ湾などでの通常の警戒任務に就くが、朝鮮半島近くに展開するか注目されている。

一方、6日の国営ロシア通信によると、北朝鮮を訪問し、上層部と面会したロシアのモロゾフ議員は、「北朝鮮は近く、新たに長距離ミサイルの発射実験を実施するだろう」と指摘。同国内の雰囲気が「極めて好戦的だった」と明かした。
 
北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を「中距離弾道ミサイル」と主張するなど軍事的脅威を低く見せてきたロシアからこうした見方が出たことで、事態は予断を許さなくなっている。  夕刊フジより

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