2017年10月22日日曜日

アメリカ元大統領、「北朝鮮がアメリカを先制攻撃する可能性あり」

アメリカの元大統領を務めたジミー・カーター氏が、北朝鮮がアメリカを先制攻撃する可能性があるとして警告しました。

1977年から81年までアメリカ大統領を務めた民主党出身のカーター氏は、アメリカの新聞ニューヨークタイムズの質疑への回答として、北朝鮮に対し外交面での新しい措置を講じる必要性を強調するとともに、両国間の緊張緩和を促す用意があるとしました。

また、緊張の高まりに懸念を示し、「北朝鮮のキム・ジョンウン労働党委員長は、自国の政権を救おうとしているが、アメリカはキム委員長に対する中国の影響力を過大評価している」と語っています。

さらに、「キム委員長と中国は、互いに何の関係もない」と述べました。

カーター氏はまた、キム委員長の動向については予測不可能だとし、「キム委員長が、アメリカのトランプ大統領が軍事行動に出ると考えているのであれば、北朝鮮のほうから先制攻撃を仕掛けてくるかもしれない」としています。

さらに、「北朝鮮は、朝鮮や日本、太平洋上にあるアメリカの領土の一部、さらにはアメリカの本土さえも標的にし、破壊できる最新鋭の核兵器を保有している」と語りました。

トランプ大統領の好戦的な表明や脅迫により、アメリカと北朝鮮の間の緊張が激化しています。

北朝鮮は、緊張を扇動するアメリカの行動に対抗する用意があることを強調しています。  Pars Todayより

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