極秘扱いとなっている同作戦案は、米韓が過去に策定した、全面戦争によって北朝鮮の体制を転覆させ全土を占領することを想定した「5027」を下敷きとしているとされる。
米政策研究機関の分析などを総合すると、作戦計画5015は加えて、北朝鮮の核施設を空爆する「5026」、北朝鮮の体制動揺を受けて直ちに軍事介入する「5029」、北朝鮮を疲弊させるため経済制裁や内部工作を行う「5030」、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長ら北朝鮮指導部の暗殺を図る「斬首作戦」など、これまでに策定された一連の作戦案も単一の作戦計画として統合した。
さらに特徴的なのは、従来の作戦計画が北朝鮮による韓国侵攻に反撃することを前提としていたのに対し、5015は北朝鮮が核兵器や弾道ミサイルによる軍事攻撃を行う兆候が確認できた場合、核兵器を含む手段で北朝鮮の核・ミサイル基地への一斉先制攻撃に軸足を置いていることだ。
米韓軍は核・ミサイル基地攻撃と並行し、金正恩氏が立てこもっている可能性がある平壌の地下退避壕(ごう)などを、米領グアムのアンダーセン空軍基地に配備されているB1戦略爆撃機に搭載された地下貫通爆弾や巡航ミサイルなどで攻撃し、金体制指導部の暗殺を図る。平壌の司令機能を無力化し、北朝鮮による軍事行動の継続を困難にさせる。
一連の「斬首」作戦に先立ち、金体制指導部の所在を確認して攻撃の精度を高めるため特殊部隊を現地に潜入させる可能性もある。
米韓軍はその上で、5027で計画されていたような全面戦争に移行することになる。 産経ニュースより
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