2017年10月2日月曜日

進次郎氏、小池都知事を口撃「無責任のジレンマ」

自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長(36)が1日、東京・練馬区の「としまえん」前で全国遊説をスタートさせた。同所は東京9区だが、「希望の党」代表・小池百合子都知事(65)の衆院議員時代の地元、東京10区と隣接している。“おひざ元”に乗り込んだ進次郎氏は「小池さんは無責任のジレンマに陥っている」と批判を展開。「4つの無責任」を列挙した。
 
〈1〉衆院選に出ても出なくても無責任 衆院選出馬がうわさされる小池氏に対し「出るとすると、皆さん都知事選はいつやりましたか。昨年ですよね?」と就任早々の投げ出しを指摘。また出馬しない場合、民進党の前原誠司代表(55)が希望への合流を決めたことを挙げ「せっかく自分の党をなくして小池さんを代表にしたのに、代表が総理にならないって」と前原氏らの気持ちを代弁した。
 
〈2〉民進党出身者の選別 「希望」では小池氏、若狭氏らが安全保障法案賛成などを前提に選んでいるが、進次郎氏は「若狭さんは(2015年の)安全保障関連法案の採決を欠席しています。なのに他人は賛成しないと認めないって無責任ですね」と疑問を投げかけた。
 
〈3〉消費税増税への姿勢 かつて前原氏は増税分を社会保障に使う考えを提示。進次郎氏は「でも小池さんは増税を凍結しようとしている。発言が逆。選挙目当てに反対のこと言っていいんですか?」。
 
〈4〉衆院解散に対する考え 民進党や野党は今回の解散について「大義なし」と批判。進次郎氏は「野党は『政権取るチャンス』と解散を喜ぶものじゃないんですか。非難するということは、政権運営の準備ができていないってこと。無責任ですよ」と説いた。

この日は党随一の人気者・進次郎氏の演説とあって約1000人がごった返し、「いくつ無責任を挙げればいいんですか!」と問いかけると「そうだー」の声が飛んだ。進次郎氏の横にはホスト役の東京9区選出・菅原一秀前衆院議員(55)が手を振ったが「さっき握手した方から『あなた誰?』って言われちゃいました」と苦笑いしていた。   
infoseek newsより

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