2012年2月10日金曜日

ギリシャゼネスト

ギリシャでゼネスト=緊縮策抗議、今週2回目


 【パリ時事】ギリシャで10日、政府の財政緊縮策に抗議する官民有力労組の呼び掛けで、48時間のゼネストが始まった。同国のゼネストは、緊縮策をめぐる政府と欧州連合(EU)欧州委員会、欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)との交渉が大詰めを迎えた7日に続き、今週2回目。

 現地からの報道によると、首都アテネではバスや地下鉄など公共交通機関が運行を停止したほか、病院なども最低限のサービスだけを提供している。空の便に影響は出ていないもよう。首都の議会前広場には警官隊が配置され、デモや集会の警戒に当たっている。

債務削除が決まったとしましても失業率が若者では48%にもなっている社会情勢下では労組幹部は『暴動も起こる』と警告を発しており、ギリシャは国家崩壊の瀬戸際にたたされています。

若者の失業者が50%近いとは驚きです。緊縮予算で債務問題が一定決まっても経済成長がなければ、借金を返すあてがありません。
若者の不満が爆発し現政権が倒される可能性もあり得ます。仕事がないと言うことはこれほど辛いことはないでしょう。毎日ぶらぶらしているわけにはいきません。衣食住の確保をしなければ生きていけません。当たり前のことが当たり前にすることが出来ない社会では、不満が膨らみ一触即発の状況でしょう。

先日のニュースではギリシャのテレビ局が倒産したが、有志で局を運営しているという、もちろん給料はなし、食事はNGO法人からの差し入れで食事をしているという報道がありました。

ギリシャには毎年10兆円近いお金を投入しなければならないとも言われています。そんなお金は今のヨーロッパにはありません。

何時ギリシャ債務が解決するか、見通しがつかない状況だろうし、仮にギリシャ政府が受け入れてもギリシャ国民は、納得が出来なく暴動へと発展すると労組幹部は警告を発している。

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