2012年2月24日金曜日

非正規の賃金は正規の63%

厚生労働省は賃金構造基本統計調査によると、正規社員が0.4%増の31万2800円に対して非正規職員の賃金は19万5900円と格差が広がっていると調査結果を発表した。
年代別に見ると45歳~50歳代で格差が最大で、正規職員の半分の賃金しか無い状態だという。
フルタイムで働く労働者の月額賃金は11年度より0.2%増の29万7000円でわずかながら増加した。

45歳~50歳といえば、まだ子どもが学校へ行ったりしている時期では無いかと思う。その時期に19万円の賃金では、生活はぎりぎりではないかと思う。夫婦共働きならなんとかやっていけるとは思うが、働き盛りの人がこの賃金では、やる気も出ないのではないかと思う。

S協でも派遣とかが増えてきている。時間給が800円台とか900円台で働いていると聞いている。1日8時間働いたとしても7200円×22日=158400円にしかならない、ボーナスもないので結婚も出来ないと言っている。下請け会社の何社か入っているが、時間外で働かないと生活が出来ない状態だという、時間外で働いている人が多い。

一昔なら、正規職員が当たり前で非常勤はまれにしかいなかった。定年過ぎて嘱託で働く人ぐらいだったと思う。今の日本の企業は我が社が良ければ、そこで働く職員の処遇は二の次の状態であり、挙げ句の果てには海外に出て行くという事になっている。グローバル化の中で世界を相手に競争を強いられているので、勝ち残っていかなければいけない、弱肉強食の世界である。

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