今日で私も55歳になりました。若い時は時間の経過が遅く感じたものであるが、この歳になると時間が早く経過する。20歳にまでは本当に遅く感じたが、20歳を過ぎると25歳まではあっという間に過ぎてしまった。31歳で結婚し、子どもも2人ほど授かり、子育てに忙しい日々を過ごした。保育園の迎えは私の役割であった、妻が変則勤務のために迎えに行くことが出来ない。保育園の6年間は本当に長く感じた。その時に香里園の出向を29歳の時にH先生から言い渡された。無認可の作業所の指導員としての出向である。子育てと仕事で忙しい毎日であった。その甲斐あり、4年後のには、認可施設として開所することが出来た。M園長ともいろいろとお世話になり、今でも忘れることが出来ない。いつも出勤すると、庭の手入れをしている姿があり、挨拶を済ませる。特に水仙の花が好きな先生で、いつも手入れをおこたらなかった。認可施設が立ち上がる前にお亡くなりになったのが、私にとって残念でならない。H先生も法人の関係で法人を辞めることになり、私も残って欲しいと言われたが、H先生が法人を辞めるなら私も元の職場に戻ることにした。残っていれば主任か事務長にはなっていたと思うが、あまり魅力は感じなかった。今はその時に採用したK君が施設長をしている。もう、20年以上の前の話である。
52歳で前の法人を退職し、京都市でホームレス関連の施設長をしていたが、生活保護費をいただき、その保護費から私たちの給与が出ていることに、疑問を感じたり、保護費をいただいたその日にトンズラする人がいたりとなかなか、大変な仕事であった。この仕事は割り切らないとなかなか勤まらない仕事であると感じた。さらにその法人の理事にもなってくれと言われた、これ以上忙しくなるのは目に見えている。常勤理事になれば、遅くまで仕事をすることになる。別に仕事だから構わないが、自分に出来るのかどうかと考えたりもした。
その職場を退職し、今の職場についている。身体を使う仕事なので最初は大変であったが、不思議なもので時間とともに身体も慣れてくるものだと思う。最後の職場?と思いつつ仕事をしている。この先どうなるかは、分からない、一寸先は闇である。また違う事業をしてくれと言われるかも知れない、H先生は事前に何の相談もなく、戸惑う時もあるが、言われれば引き受ける気持ちはもっている。今のところそんな話はありませんから、ご安心下さい。私の好きな言葉は「一寸先は闇」であるという言葉である。何が起こるか分からないのが人生というものである。
私の命日は分からない。いつまで生き続けることが出来るのか分からないが、人間と生まれたからにはいつかは、死んでしまう、当たり前の話である。悔いの無い人生を行きたいと思っているが、そんなことが出来るはずもない。仙人でもなければ難しい事だと思う。まぁ、残された人生を楽しんで生きたいと思っている。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2012年2月26日日曜日
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