2012年2月19日日曜日

日本にイランへの制裁強化を求める

イスラエル副首相「イラン制裁強化を」 日本に協力求める 


来日したイスラエルのバラク副首相兼国防相は18日、都内で記者会見し、核兵器開発疑惑がもたれているイランに対する経済制裁の強化を急ぐべきとの考えを示した。

 バラク副首相は、「われわれは制裁措置のペースを上げなくてはならない」と述べ、イランに対して、石油輸出のほか、中央銀行との取引や国際的な信用供与の面で圧力をかけることを訴えた。同氏は、「(制裁は)断固かつ徹底的な形で緊急性を持って行われるべきだ」と述べた。

 イスラエルの国防相の来日としては18年ぶりとなった今回、バラク氏は野田首相、玄葉外相、田中防衛相らと会談を行った。

 バラク氏は、経済制裁によってもイランの核兵器開発疑惑を払拭できない場合には、武力行使の選択肢があることをあらためて強調した。

 同氏はまた、緊張が続くシリア情勢について、反体制派の抗議活動が激しさを増すなかでアサド大統領とその体制が「数週間内」にも崩壊する可能性があると指摘し、2013年までは現政権が権力にとどまることはできないとみている、と語った。 ウオールストリートジャーナル紙より


イスラエルは焦り始めているみたいです。経済制裁の効果が目に見える形で現れていないので、さらなる経済制裁の強化を西側諸国に求めている。経済制裁の効果が現れなければ、武力行使の姿勢もあらわにしている。他国の国の核兵器開発にこれほど神経質になるのは、イスラエルが危機感を本当に抱いている証拠でもある。選択肢として武力行使も辞さないと公言しているので、4月から6月の時期には、経済制裁の効果を見て武力行使も行うかも知れない。

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