自民党の石破茂元幹事長が、韓国での講演で「弱腰発言」を繰り返した。韓国最高裁による自称・元徴用工をめぐる異常判決や、自衛艦旗「旭日旗」をめぐる韓国の理不尽な対応について、日本国内に充満する韓国への不信感・嫌悪感を明確に伝えなかったのだ。これでは、「ポスト安倍」失格と言われても仕方ないのではないか。
石破氏は18日、ソウルで開かれた国際フォーラム「変化の中の朝鮮半島と蝶々プロジェクト」に参加し、シンポジウムで基調講演を行った。
注目の講演で、石破氏は、元徴用工を名乗る人々をめぐる異常判決について、「先の戦争中での朝鮮の人々の雇用をめぐる判決は、日本人にとり大きな驚きをもたらした」と語った。
また、韓国が先月、南部・済州(チェジュ)島沖で行った国際観艦式で、自衛艦旗「旭日旗」の自粛を求めてきたことにも、石破氏は「海上自衛隊の船が海自の旗を掲げ、入港することを拒否され、韓国への訪問を実現できなかったことは残念だった」と述べた。
NHKが今月上旬に行った世論調査で、韓国最高裁の判決について「納得できない」と答えた人は69%に上った。韓国による「旭日旗」の自粛要請にも当時、激しい怒りの声が上がっていた。
石破氏の講演テーマが「地方創生と日韓協力」だったとはいえ、「ポスト安倍」候補として、「防衛相経験者」として、日本人の「怒りの声」「抗議の声」を伝えるべきではないのか。「驚き」「残念」では、韓国人は「日本人は怒っていない」と誤解する。
政治評論家の伊藤達美氏は「石破氏はあまりに無責任で、弱腰だ」といい、続けた。
「向こうの土俵だからといって、外交・安全保障をめぐり国益に関わることは、国会議員として、元防衛相として、相手国に明確に言うべきだった。強い抗議をしなかったことには、当事者意識が感じられない。『9月の自民党総裁選で、総理・総裁を目指した覚悟は何だったのか』と感じる。『ポスト安倍』候補として、この先が心配になる」
夕刊フジより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年11月20日火曜日
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