2018年11月28日、韓国・ハンギョレは「少女像(=慰安婦像)を建てたからと、江陵(カンヌン)市との職員交流を中止した日本の自治体」との見出しで、同市と姉妹提携を結んでいた秩父市が職員派遣をキャンセルしたことを報じた。
記事は「江原道(カンウォンド)江陵市が埼玉県秩父市との職員派遣交流を中止すると発表した」とし、「韓国最高裁の強制徴用賠償判決や慰安婦支援財団の解散などにより急速に冷え込んだ日韓関係が、自治体間の交流にまで飛び火した」と主張している。両市は1983年に姉妹提携を結んで以降、35年にわたり活発な文化・スポーツ交流を行ってきた。先月31日に職員相互派遣協定を結び、来月に江陵市から職員1人を秩父市に派遣する予定だったという。
しかし今月26日、秩父市が「日韓両国の情勢が非常に不安定。このような状況で職員を派遣すれば、職員の身の安全が憂慮される。今は時期が良くない。派遣をしばらく延期したい」という趣旨の文書を送付し、すべての日程が中止に。突然の中止要請を受け、江陵市が秩父市に確認したところ、「交流をすることを聞いた市民から抗議のメールや電話が多く寄せられた。事態が収まったら相互派遣を開始したい」との回答があったという。
江陵市関係者は「当初秩父市から正確な理由を聞かされず、最近の日韓関係悪化が原因とばかり思っていた。しかしその後、江陵に設置された少女像などが原因になったことを知った。遺憾ではあるが日本に派遣する職員の安全が優先であるため、職員の交流を中止することにした」と話しているという。江陵には2015年8月、江原道第1号となる慰安婦像が建てられた。
これを受け、韓国のネット上では「全然反省の色が見えない日本」「日本が自らの過ちに気づくまで韓国も交流をやめるべき」など日本を非難するコメントが多数を占めている。
一方で少数ではあるが、慰安婦像が国内外を問わず相次いで建立されていることに懸念を示し「過ぎたるは及ばざるが如し。(慰安婦像が)必要なのであれば、国民の心を1つにして国内に1つだけ建てよう」との声や、かつてのベトナム戦争を挙げて「ベトナムに慰安婦像が建ったら行きたいと思う?」と指摘する声も上がっている。レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年11月29日木曜日
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