自衛隊「洗練され高い技術」国連事務次長が感謝

国連のジャンピエール・ラクロワ国連平和維持活動（ＰＫＯ）担当事務次長が２２日、東京都内で読売新聞のインタビューに応じた。ラクロワ氏はＰＫＯに派遣される自衛隊について、「洗練された高い技術を持っている。今後も貢献してくれることを歓迎したい」と述べ、日本政府の支援に感謝の意を示した。
　
自衛隊のＰＫＯ派遣は１９９２年以来、続いている。ラクロワ氏は「ＰＫＯの活動が行われる地域には道路状況が悪い場所がある。日本の自衛隊はそこで技術を発揮できる」と語った。

ＰＫＯは１９４８年の創設から今年で７０年を迎えた。ラクロワ氏は「数多くの成功を収めてきた」と振り返り、「世界では（人間への）脅威が国境を超え、グローバル化している」と現状に警鐘を鳴らした。その上で、ＰＫＯが重要な役割を果たしていくことを強調し、「活動を前進させるために国際社会の協力が必要だ」と訴えた。infoseek newsより