2018年11月23日金曜日

パキスタンの中国総領事館を武装勢力が襲撃、警察官2人死亡

パキスタン南部カラチで23日、武装集団が中国総領事館を襲撃し、地元メディアによると、警察官2人が死亡した。武装集団の3人も射殺された。中国は、巨大経済圏構想「一帯一路」関連事業に基づき、約620億ドル(約7兆円)をパキスタンに融資するが、同時に中国人や企業が標的となる事件も相次いでいる。
 
地元警察によると、武装集団は銃器や手榴弾(しゅりゅうだん)を持って総領事館への侵入を狙ったとみられ、駆けつけた治安部隊と銃撃戦になった。総領事館では中国人21人が勤務していたが、けが人はいなかった。

パキスタンでは、2017年5月にバルチスタン州クエッタで、中国人語学教師2人が武装集団に殺害される事件が発生。カラチでは2月にも中国人経営者が何者かに射殺された。パキスタン軍は中国人労働者の警備に1万人以上を割いているともされるが、事件は絶えないのが実態だ。産経ニュースより

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