2018年11月23日金曜日

韓国人観光客が押し寄せる?ミシュランに選ばれた日本の中古車店

2018年11月20日、韓国・中央日報が「日本の田舎の中古車販売店がミシュランガイドに掲載された」とのニュースを伝え、韓国ネットが注目している。

鳥取市では最近、中古車販売店「ホット・エアー」がミシュランガイドに掲載され、大きな話題を呼んでいる。この中古車販売店内に
ラーメン店ができたのは2012年ごろ。店主の吉田克己さん(53)は鳥取市内の自動車販売会社に勤めていたサラリーマンで、02年に独立。ラーメン作りは趣味で始めたという。

「子どもにいいものを食べさせたい」という思いから、人工添加物を使わないラーメン作りに没頭し始め、ダシ作りに自信がつき始めたころに地元の祭りで出したラーメンが評判に。その後、中古車販売店内に厨房を設け、商談スペースを改修してカウンター席やテーブル席を用意し、12年から特製ラーメンを提供し始めたという。現在のような店になったのは15年ごろ。開店当初は客が1人もいなかったというが吉田さんは味を追求し続け、試行錯誤の末に鶏ガラや煮干しなどを組み合わせた理想的なスープの開発に成功したという。

地元の名店から全国区の名店になったきっかけは今年の2月中旬。大衆食店には似つかわしいスーツ姿の男性がやって来てラーメンを注文した。食事を終えた後に男性が差し出した名刺には「ミシュラン」と書かれていたという。男性は営業終了後、1時間以上にわたってラーメンの調理法などをあれこれ聞いて帰ったという。そして10月に「ミシュランガイド京都・大阪・鳥取2019」でビブグルマン(コストパフォーマンスの高い飲食店)に選定された。

このニュースに、韓国のネット上では「かっこいい」「この人の匠(たくみ)の精神は素晴らしい。見習うべき」「やはり一生懸命努力した者にはいい結果が付いてくる」「日本の匠の文化がうらやましい。韓国は両班(ヤンバン)のせいで匠が生まれなかった」「これこそが日本が韓国よりマシな理由」「知られてはいないだけで、韓国にもこういう人は多いと思う。そんな店を探す旅に出たい」「韓国の名店もちょっとは紹介してよ」「今後韓国人観光客が押し寄せそう」など、さまざまなコメントが寄せられている。

レコードチャイナより

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