安倍晋三首相は今回の訪米でもトランプ米大統領から異例の厚遇を受けた。2人だけの会談、少人数会合、安倍、トランプ両夫妻だけの夕食会、そしてゴルフ。両首脳の会談の中身はほとんど表に出ていないが、北朝鮮情勢をめぐり、腹を割ったやりとりがあったとみられる。緊迫した情勢下で日米両首脳が強い絆を国際社会に見せつけた意義は大きい。
17日午後3時、トランプ氏は別荘「マールアラーゴ」の玄関で首相を笑顔で出迎えた。偶然にも2人は濃紺に白いストライプのおそろいのネクタイだった。
トランプ氏「首相の訪問を歓迎する。日本はとてもとても特別な国で、とてもとても類いまれな指導者がいる」
首相「昨年に続き、再び美しいマールアラーゴにご招待いただいたことに感謝します。2日間にわたりじっくりお話できるのを楽しみにしている」
トランプ氏「ここはもともと、『南のホワイトハウス』として建てられたんだ。ラッキーにも俺が買えた。首脳たちは皆ここに来たがるんだ」
トランプ氏は「安倍は別格なんだ」と言いたかったようだ。そもそも通訳のみを同席させる会談は信頼関係の証しである。しかも会談の冒頭部分まで取材陣に公開した。
2人だけの会談は約50分間。続いて谷内正太郎国家安全保障局長やボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)らを加えた少人数会合が1時間10分間行われた。複数の同席者によると、両首脳は「シンゾー」「ドナルド」とファーストネームで呼び合い、外交当局が用意したペーパーさえほとんど目を通さず、意見交換が続いたという。
夕食会前には、両首脳は別荘の庭を夫人を伴い散策した。メディアが「久しぶりのマールアラーゴはどうですか」と声をかけると、首相は「楽しんでいますよ」、トランプ氏は「すべてうまくいっているよ!」と応じた。
夕食会は約2時間。夫人を伴ったとはいえ、大部分が両首脳だけの会話に費やされた。両首脳は初日だけで4時間もの時を一緒に過ごしたことになる。
ただ、米側も甘くはない。通商問題で日米FTA(自由貿易協定)に意欲を見せる米側は、水面下で日本側の担当部局に「誠意ある対応」をギリギリと迫っている。18日の会談は、通商問題がテーマとなるので、トランプ氏は「やり手ビジネスマン」の素顔を見せる公算が大きい。
「日本とは通商についても議論する。すべてが終わったとき、われわれはもっとよい関係になる」
トランプ氏は記者団にこう語った。日米FTAを迫るトランプ氏に対し、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への復帰を説得できるか。首相は経済外交でも力量を問われている。産経ニュースより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年4月19日木曜日
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