2018年1月5日金曜日

自民党「核シェルターの整備に向けた議論に乗り出す」

自民党が核シェルターの整備に向けた議論に乗り出す、と報じられたことに対し、共産党議員がこれを批判しています。

読売新聞は1月3日、自民党が北朝鮮による弾道ミサイルが国内に着弾した際の対策として退避用の核シェルター整備に向けた議論に乗り出す、と報じました。

すると共産党の山添拓参議院議員がこれに反発。「核攻撃を前提とするのは、外交的な無為無策」と核シェルター整備に向けた取り組みに否定的な見方を示すとともに、自民党に対し「新たな公共投資事業とでもするねらい?」と疑問視しています。

山添議員によると北朝鮮による弾道ミサイル着弾に備えた核シェルターの整備は外交的な無為無策を示す「情けない姿勢」であると言い、「戦争の回避を絶対とする政治を一刻も早く!」と訴えていますが、万一への備えとしての核シェルター整備議論を懐疑的に捉え、弾道ミサイルの危険に対し国民は剥き出しで晒されるべきだと主張したとも受け取られかねない上に、核シェルター整備を「新たな公共投資事業か」とバラ撒きではないのかとの疑念を示した点がどこまで共感を呼ぶことが出来るのか注目されます。

山添議員は2017年11月にトランプ大統領が来日した際、自衛隊が安倍首相をゴルフ場までヘリで輸送したことに対し「これが、憲法に明記しようという自衛隊の仕事?!」と疑問を唱えていました。BN政治より

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