2017年12月21日木曜日

エルサレム問題 無効決議賛成なら財政支援打ち切りも 米大統領

アメリカがエルサレムをイスラエルの首都と認めたことを受けて、国連総会の緊急会合でエルサレムの地位の変更は無効だとする決議案の採決が行われる予定ですが、トランプ大統領はアメリカの立場に反して決議案に賛成する国には財政支援を打ち切る構えを示し、強くけん制しました。
アメリカのトランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認めると宣言したことを受けて、国連では21日、パレスチナの要請に基づいてすべての加盟国が出席する国連総会の緊急会合が開かれ、エルサレムの地位の変更は無効だとする決議案の採決が行われる予定です。

これを前にアメリカのヘイリー国連大使はすべての国連加盟国に対しメールを送り、事実上、決議案に賛成しないよう求めました。

さらにトランプ大統領は20日の閣議で「各国の投票を注視している。数億ドルや数十億ドルも受け取っておきながらアメリカに反対するなら、すればいい。われわれはたくさん節約できるだけだ。気にしない」と述べ、アメリカの立場に反して決議案に賛成する国には財政支援を打ち切る構えを示し、強くけん制しました。

ただ決議案はアメリカとイスラエルを除く圧倒的多数の国の賛成で採択される見通しで、国連総会の決議に拘束力はありませんが、アメリカの孤立が一層際立つことが予想されます。NHKニュースより

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