2017年12月19日火曜日

超難しいと評判の日本語試験、日本人にやらせてみたら

日本語は難しい。日本語をを学ぶ外国人だけでなく、ネイティブの日本人からもしばしばこんな嘆きが聞こえてくる。日本語を難しくしている代表的な要素は敬語だろう。他にも、日本語独特の曖昧さが、時として日本人どうしの日本語コミュニケーションに問題を引き起こしうるのだ。

中国メディア・捜狐は15日、難しいと言われる外国人向けの日本語能力試験を日本人に受けさせてみた結果を紹介する記事を掲載した。記事は日本の団体が運営している、日本語を母語としない人向けの日本語能力試験JLPTを紹介。「毎年7月と12月に実施されるこの試験には、入門レベルのN5から、幅広いシチュエーションのもとで日本語が使えるレベルのN1までの等級が存在する」とした。

そして、N1レベルは日本語学習者にとってはかなりの難関であり、毎年の合格率は30%前後に過ぎないと説明。「こんなに難しく、日本語学習者を苦しめているこの試験、日本人が受けたら満点を取れるのか」としたうえで、ある日本人男性にN1レベルの問題を説いてもらう実験をしたところ、男性が1問間違えて満点が取れないという結果に終わったことを伝えている。

さらにこの男性が「とても難しい問題があり、日本人でも時間を使って考えなければ答えられなかった」と感想を述べたことを説明。この結果に対して、中国のネットユーザーからは「勉強してた頃、先生がこの試験はとても難しく、日本人さえ満点が取れるとは限らないと話していたが、どうやら本当だったようだ」、「でも、多くの日本語学習の先輩に言わせれば、N1試験の合格は単なる始まりに過ぎないらしいよ」といった感想を残したようだ。

記事は「日本人にとってN1試験は中学の国語レベル程度の難易度のようである。大学生だって、中学校の国語テストで満点を取れるとは限らないのだ。みんなも、試しに外国人向けの中国語試験を受けてみるといい」と評している。サーチナより

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