2017年12月9日土曜日

脱北兵士“寄生虫感染”の原因は、北朝鮮の「汚トイレ」事情

南北の軍事分界線、板門店から脱北した北朝鮮の兵士は危篤だったが、意識が回復して「南朝鮮(韓国)の歌が聴きたい」と語っているという。ただ、体内に残った寄生虫が臓器の縫合跡を破き、合併症を招く恐れがあり、危険な状態に変わりはない。この寄生虫感染の背景には、北の劣悪な“汚トイレ”事情が影響しているようだ。
 
韓国メディアによると、ソウル郊外の大学病院で治療を受けている兵士について、主治医の教授は記者会見で「小腸などから数十匹の寄生虫が出てきた」と明かした。多くが回虫とみられ、中には27センチに成長した個体がいたという。

「不衛生な便所と、そこから集めた人糞を肥料に使っているのが原因だろう」と語るのは、毎年のように祖国訪問で訪朝しているという在日朝鮮人の男性。男性によると“革命の首都”と呼ばれる平壌市内でさえ、まともに機能している水洗便所は少ない。
 
「『水洗』とは名ばかりで、常に断水している。用を足したら、トイレの手洗い近くにある大きな樽やバケツまで桶を持って水を汲みに行かなければならない。紙が置いてないので、ケツも拭かずにだよ。不衛生極まりない」と、同男性は苦笑いする。

地方に行けばさらに深刻で、穴を掘った上に板を敷いただけの小屋という、原始的なトイレが一般的になるという。

「春先になると、たまった人糞を肥料にするため供出する必要がある。しかも供出量にノルマがあり、『大変だ』と親戚が嘆いていた」

回虫をはじめ寄生虫の卵は、畑に撒かれた人糞を通じて野菜に付着し、新たな感染者を増やしている。

北の保健当局はかつて、若年層にもわかるよう、寄生虫予防のための啓発マンガを出版したことがある。

それによると、回虫だけでなくギョウ虫とサナダムシの感染も深刻だとか。漫画は、トイレの肥溜めが外に漏れ出さないよう注意を促すほか、白菜のような野菜をタワシでこすって寄生虫の卵を落とすよう呼び掛けており、寄生虫感染の深刻さを物語っている。

工業を中心に、実は微妙な経済成長を遂げているという北朝鮮だが、前出の在日朝鮮人の男性は「なぜか衛生的なトイレの改修や設置は遅々として進まない。日本に住んでいると、不思議でしょうがないが、向こうは、下のことは後回しという意識が根強い」と嘆いている。infoseek newsより

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