インドネシア政府の閣僚は、自国の高速鉄道計画で中国の案を採用することについてNHKのインタビューに応じ、「最も大事なのは技術ではない」と述べ採用にあたって最も重視したのは日本が強みとした高い技術ではなかったことを明らかにしました。
インドネシアの高速鉄道計画を巡っては、日本と中国の激しい受注競争の末、先月29日、インドネシア側は政府に財政負担が生じない中国の案を採用する考えを日本政府に伝えました。
これについて、高速鉄道の建設計画を主管するインドネシアのリニ国営企業相は、1日夜、首都ジャカルタでNHKのインタビューに応じました。リニ国営企業相は日本側が高い技術や安全性をアピールした新幹線方式について、「日本は1960年代に新幹線を開通させ、技術的に発展していることは分かっているが、最も大事なのは技術ではない」と述べ、採用にあたって最も重視したのは日本が強みとした高い技術ではなかったことを明らかにしました。
また、中国の高速鉄道の安全性については、「中国はすでに1万7000キロの高速鉄道網を整備しており、安全面での国際基準も満たしている」と述べ、2018年の高速鉄道の完成を目標に、年内の着工を目指す考えを示しました。
日本政府は、菅官房長官が、中国の案に懐疑的な見方を示していて、インドネシア側に遺憾の意を伝えています。NHKより
インドネシアの国も地震大国ではないかと思う。日本も地震大国なので地震による事故は今のところ起きていない。中国は地震対策技術は持っているのだろうか、技術よりお金を優先したインドネシア政府は、国民の命よりお金を優先したことになるのではないでしょうか。中国は手抜き工事をする国であることも、見逃してはならない。
大事故が発生すれば、インドネシア政府は国民から不信任を受けることになる。安全第一でないと高速鉄道を走らせてはいけないのではないでしょうか。
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