2015年10月23日金曜日

ロシアの野望

第2次世界大戦後のどさくさに紛れて、ロシア軍が北海道中部以北への侵攻を準備していたというのは外交の世界では公然の秘密であり、もしGHQ侵攻が遅れていれば、北海道中北部は間違いなくロシアが支配していたはずです。

今、その時の野望がまた首をもたげてきているもので、着実にその準備をしていると言えます。
既に北方領土には複数の空港を建設しており、中には温泉施設もあると言われており、本格的な前衛基地となっているのです。
今までは北方領土には「軍事基地」とは公言してきていませんでしたが、今回の発言は明確に軍事基地と述べており、ロシアのスタンスがかなり強硬になってきているのが分かります。

このロシアが強硬になっている背景には、南沙諸島での中国とアメリカ軍との軍事衝突懸念があります。
仮に中国とアメリカが軍事衝突となった際には、日本も当然自衛隊派遣となります。

その時に北海道は当然手薄になります。
そこを狙って軍事侵攻を仕掛かける「仕草」をすればどうなるでしょうか?

三沢基地は当然最前線基地になりますから米軍は増強しなくてはいけませんが、南沙諸島対応では沖縄と岩国基地を増強しなくてはいけない事態になります。

ロシアが軍を動かせばアメリカはまた裂き状態に陥り、自衛隊も臨戦態勢に入りますが、そこでとどめとも言える尖閣諸島に中国(民間人を装った人民解放軍)が上陸を果たせばどうなるでしょうか?

それと同時に、中近東で戦争が勃発すれば、北はロシア、南は中国と対峙する米軍と自衛隊はどうなるでしょうか?

ロシアと中国のよる揺さぶりは過去最高レベルに達してきており、今後、本気で”チェックメイト”と宣言されるかも知れません。

日本の安全保障政策の重大な転換点に今きていると言えます。NEVADAより

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