中国メディアの環球網はこのほど、軍事や外交を扱う米メディア「ザ・ナショナル・インタレスト」が9月末、「中国には『ニミッツ』のような原子力空母を作る実力がない」、「多くの分野で技術が米国やロシアよりもはるかに遅れている」とする記事を掲載したと伝えた。環球網の記事に対しては、「成長する中国を闇雲に怖がっている」などとする書き込みが寄せられた。
環球網は、最近になり明らかになった衛星写真から、中国が大連の造船所で建造中の航空母艦が全長が270メートルで、インドの航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」とほぼ同じ大きさとの見方を紹介。「ヴィクラマーディティヤ」が排水量4万5500トンであることから、中国が建造中の空母は10万トンクラスの原子力空母である米「ニミッツ」や「ジェラルド・R・フォード」よりもずっと小さく、通常動力と考えられるという。
環球網によると、「ザ・ナショナル・インタレスト」は、「中国は自らの弱点を知っているはず」と推察した上で、「中国は空母や強襲揚陸艦のような大型の軍艦を作った経験がない」と指摘。「中国には大型軍艦の設計と、推進システムのための技術が欠落している」、「中国が空母用の原子炉を開発するまでには長い時間が必要」、「中国は冶金技術や推進技術の分野で、米国やロシアよりもはるかに遅れている」と議論を展開した。
同記事には、多くのコメントが寄せられた。「いいね」が最も多いのは「成長しつつある中国を闇雲に恐れるな。発展のため、必要なものはなんでもそろう。まずは、ニミッツ級空母が中国からどれだけ離れていれば安全かという、最も現実的な問題を心配していればよかろう」だ。
「志があれば成る。一時的に遅れていることは恐くない。恐れるべきは、自信を失うことだ」などの意見もある。
一方で、「いいね」がやや少ない意見の中には、「これは事実だ。確かに遅れている。認める」と自国の遅れを認めた上で、「ただし、われわれは技術を盗める。コピーだってできる。われわれはパクリ王国だ」と、結局のところは自国の創造力欠落をも合わせて認める「自虐的」な書き込みもある。
やはり中国はパクリ大国である事を認めている。コピーなら得意とする国である事を自ら認めている。日本も中国に核心的な技術を渡さない様にしなければ、新幹線の二の舞になる。その事だけは肝に銘じて中国という国と付き合わなければならないと思う。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2015年10月16日金曜日
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