2015年10月4日日曜日

環太平洋経済連携協定(TPP)大筋合意か

環太平洋経済連携協定(TPP)交渉が大詰めを迎えている。最終的には大筋合意する可能性が有る。

この合意に韓国は戦々恐々している。中国に配慮して環太平洋経済連携協定(TPP)へ参加していない、韓国である。世界のGDPの40%を占める巨大な自由貿易圏が創設されれば、韓国は輸出産業に頼っているだけに打撃が計り知れない。

韓国は二国間の自由貿易交渉の締結には熱心だが、当初から環太平洋経済連携協定(TPP)には消極的であった。理由としてTPPに参加することで、中国を刺激したくないという中国すりより外交である。

韓国のマスコミは環太平洋経済連携協定(TPP)が妥協しないことを祈っていると報じている。

韓国の自由貿易協定(FTA)のGDP総額が、世界のGDPの70%に達している。しかし、TPPの巨大な規模や将来性など、金額で240兆2200億円に達する。韓国は輸出国だけに魅力有る経済圏である。

韓国貿易協会の会長は、記者団に答えて日本だけがTPPに参加し、韓国が脱落すれば韓国にとって大きな打撃になる、危機感をあらわにしている。

TPPが合意すれば、韓国の輸出産業は危機的な状況に陥るだろうと予想され、特に自動車産業は深刻な影響が出る。

朴大統領はTPP消極的だっただけに、急に積極的な姿勢に変化することは出来ず、TPP参加国に準じた特別な扱いをして欲しいと懇願しているが、米国の認めることはない。

これで、二股外交のつけが、韓国経済に大きな打撃を与えることになる事だけは確かである。

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