第2次世界大戦後のシベリア抑留者の引き揚げ記録が、世界記憶遺産に登録されることが決まりました。
元抑留者が年々亡くなり、元抑留者の実態などを次世代に伝えていくために貴重な資料です。
登録が決まったシベリア抑留に関する資料は570点。このうち白樺日誌は極寒の地で飢餓や病苦に耐える生活を、紙とペンの代わりにシラカバの木の皮とすすで作ったインクで記しています。この他、押収を免れるため手のひら大に作られた手帳などが含まれます。
所蔵する京都府舞鶴市の舞鶴引揚記念館は9月にリニューアルオープン。引き揚げ者を含む約30人の語り部が、自身の体験を交えながら展示品の説明を行っています。
8歳の時旧満州から日本に帰還した樟康(77歳)は記憶遺産になることで風化を止められればと話します。今の平和は多くの人の犠牲の上に成り立っている。それらの思いを代弁して行きたい。
館長は、引揚げ経験者の高齢化が進む中、記憶が薄れていく事への危機感があった。登録がゴールではなく、子どもたちに伝える役割が大きくなる。来館者が増え、多くの人に発信するためにの後押しになって欲しいと期待をにじませました。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2015年10月11日日曜日
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