2015年10月4日日曜日

混迷する中東情勢

ロシアのシリア軍事介入は情報戦争の様相を呈していますが、最悪の場合、ロシア軍とアメリカ連合軍が一戦を交えることもあり得ます。

今回のシリア軍事介入のロシアの狙いは以下の通りです。

一つ目は、シリアから反体制派を追い出すことにあり、この反体制派を支持して武器等援助しているのがアメリカをはじめとする西側となっており、さながらロシア対アメリカとの代理戦争となっているのです。

ロシアはシリア国内に既に三つの軍事(空軍)基地を設けており、最新鋭の戦闘爆撃機をも投入して、ロシア空軍の力を見せつけています。

そして狙いの二つ目はその見せつける相手にあります。
アメリカではなく、サウジアラビアです。

いずれサウジアラビアはロシア製の最新鋭の戦闘爆撃機を発注するでしょうが、今回はそのデモストレーションを兼ねてもいるのです。
今まではサウジアラビアは西側一辺倒でしたが、アメリカの中東政策変更もあり、ロシアに接近しており、いずれロシアとサウジアラビアは石油輸出国として協調する体制に入りますが、更に軍事協力ともなれば、中東でのロシアの立場はアメリカを上回る程に高まることもあり得るのです。


3番目の目的はアサド政権を支持してシリアをロシアの傀儡政権にすることであり、今シリア人を追い出しているのもいずれシリアにロシア人を移住させる目的があります。
仮にシリアがロシアの傘下に入れば、地中海や中東のパワーバランスが劇的に変化することになりますが、オバマ大統領は今や自叙伝を書くのに忙しいようで全く海外問題には関心がなく、ロシアや中国が何をしようとも本格的に軍隊を送るようなことはありませんので、ロシア(及び中国)のやりたい放題となっているのです。

今回のロシアの軍事介入はニューヨークでのプーチン大統領とオバマ大統領との会談の際にプーチン大統領から通告されたはずですが、アメリカは何ら対抗策を打ち出すことは出来なかったものですが、実はこのロシアの軍事介入の前に一つ大きな出来事がありました。

スノーデンの登場です。

これでアメリカは一体何が飛び出すか、国務省は情報収集に対応するのにパニックになったはずであり、対応が一呼吸遅れたのです。
ロシアの作戦勝ちとなりましたが、今後ロシア軍とアメリカ軍(西側)が本格的な戦闘をするという事態は双方が希望していないこともあり、まずあり得ません。

勿論、偶発的な衝突はあり得ますが、双方が空爆の飛行時間を調整しあっている以上本格的な衝突はあり得ないからです。

ロシアが狙う(空爆する)のはイスラム国支配地域1に対してCIA支配地域3とも言われており、アメリカからすればたまったものではありませんが、シリア国内に3ヶ所も空軍基地を設けているロシアにアメリカは勝てるものではありません。

また、イスラエルを切り捨てたアメリカに対して世界中のユダヤ人が怒りをためており、イスラエルのネタニエフ首相の国連演説の際に40秒余り沈黙しながら議場を睨み付けたその樣は心に秘めた怒りをいかんなく発揮していたと言え、今後イスラエルは何かを仕出かすかも知れないと世界中のエージェントは構えていると言われています。

イスラエルの生存権を掛けた戦いをロシア系ユダヤ人と組んでイスラエルが行えば世界はどうなるでしょうか?NAVADAより

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