2018年9月27日、華字紙・日本新華僑報は、2020年東京五輪・パラリンピックのボランティア応募の受け付けが26日に始まったことを伝えるとともに、在日中国人がボランティア参加に意欲を示していることを紹介した。
記事は、「募集人数は11万人を超え、史上最大規模のボランティアチームとなる。応募条件は、応募者が20年4月1日までに18歳に達しており、かつ大会期間中に10日以上、1日8時間活動することである。日本の在留資格を有する外国人も応募可能」と紹介した。
さらに、「小池都知事は募集説明会で、大学生に奮って参加するよう呼び掛けた。大会組織委副事務総長も大学生の熱意と関心を感じていると述べた。大学生に積極的に参加してもらうために、文部科学省はすでに全国の大学に対し、授業日程を柔軟に調整するよう要請した」と伝えた。
次に、日本のメディアが都内の大学生に対して行った調査を紹介。「『参加したい』『やってみたい』と答えた学生は45人しかおらず、『参加したくない』が55人であった。2年後は就活で忙しく、ボランティアをする時間も気力もないだろうと言う学生もいれば、2年後はすでに就職しており、今は将来の状況が予測できず、ボランティアのことは当面考えられないと言う学生もいた」と伝えた。
記事は続いて、大学に入学したばかりの中国人留学生、李瑜(リー・ユー)さんの声を紹介。李さんは、「ボランティアに応募します。自分の力で海外からの観光客の手助けをしたいですし、五輪がスムーズに実施できるよう貢献したいです。それと、このような活動に参加することによって、人生経験を豊かにしたいです」と語った。
また、在日中国人女性の陳(チェン)さんは、「私たちはボランティアを希望する人たちのグループを作り、関係情報をグループで共有しています。グループにはもう数百人の在日中国人がいます。メンバーは会社員、学生、主婦とさまざまですが、みんなこの日本社会で在日中国人としての意欲や熱意を示したいと思っているんです」と語ったという。
レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年9月30日日曜日
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