中国メディアの中国新聞社によると、中国政府商務部(商務省)の高峰報道官は20日の定例記者会見で、米トランプ政権が打ち出した中国からの輸入品に対する関税追加により、中国国内の外資企業についても悪影響を軽減する措置を検討中と述べた。中国国内の米国系企業に対する「差別待遇」も考えられる。
米国政府は18日、2000億ドル(約22兆5000億円)相当の中国からの輸入品に24日から10%の追加関税をかけると発表した。
高報道官は同措置の影響について、中国側は影響を見積り中と説明。初歩的な判断として、影響を受ける分野は機械、軽工業、紡績アパレル、資源化工、農産品、薬品などに渡り、影響を受ける企業のうち50%が外資企業と説明。「一方的な貿易保護主義の措置により、中米両国の企業と消費者の利益だけでなく、全世界の産業連鎖と需要と供給の連鎖の安全を傷つけている」と米国を批判した。
さらに、「中国政府は現在、対応措置を検討中だ。適切な時期になれば発表して実施して、中国にある中国資本と外資企業が直面するであろう困難や問題に積極的に対応することを援助する」と述べた。
高報道官は具体的な手段については言及しなかったが、外資企業を含め「援助する」と明言した。その場合、米国系企業は「援助」の対象からはずす「差別待遇」を設ける可能性もある。
中国は米国が発動する貿易や投資分野での対中措置に対して、米国内におけるトランプ政権への批判を高めることも狙うと考えてよい。他国との対立が発生した場合、相手国内の政権批判を盛り上げることは、中国外交が伝統的によく用いる手法のひとつだ。
レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年9月22日土曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁
金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...
-
インターネット 上には「掛けてはいけない電話番号」と銘打たれた、詳細不明の電話番号のリストが多数存在しています。それら電話番号と共に書かれている文面を見るに「掛けると死ぬ」「呪われる」「ドッペルゲンガー」「 宇宙人 」「貞子の電話番号」「花子さんの電話番号」などなど、いかにも恐ろ...
-
ホラー 映画『ファイナル・デッドコースター』で描かれるような遊園地での悲惨な死亡事故は、残念ながら現実でも起きてしまうことがある。今年8月には岡山県の遊園地で、走行中のジェットコースターの安全バーが外れ、乗客1人が負傷する事故が発生した。また、同日には大分県の遊園地でも、レールを...
-
人を殺した人と会う。 死刑囚 の実像に迫るシリーズ【3】 「“あの時”に 時間 を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも“あの時”に戻れるとしても、今の自分で戻りたいです。自分まで当時の自分に戻ったら、また同じことを繰り返してしまいそうだからです」 昨...
0 件のコメント:
コメントを投稿