2018年9月19日、遼寧省で「日本人が一番」と語った男性が殺された事件の控訴審が行われ、被告に執行猶予付きの死刑判決が言い渡されたことが中国版ツイッター・微博で伝えられ、注目を集めている。
昨年5月25日、遼寧省盤錦市で酒を飲んでいた当時54歳の男性が、「日本人が一番」「中国を日本に引き渡していれば、きっと今より裕福だったはず」と発言。一緒に飲んでいた当時37歳の男がこの発言に腹を立て、割った酒の瓶で男性の喉を刺し殺害した。逃走した男はその後逮捕、起訴され、1審で執行猶予2年付きの死刑判決が言い渡された。判決を不服とした被告の男は控訴したが、先日、同省高等法院は1審の判断を支持する判決を言い渡し、刑が確定した。中国では日本とは異なり、2審制が採用されている。
この事件について中国のネットユーザーは「彼(被害者)の言ったことは間違っているが、正しくもある」「本当のことを言った代償だな」などといった感想が寄せられている。「本当のことを言うからこういうことになる」という感想を残すユーザーの多さに、一部では「ああ、なんと『精神日本人』の多いことか」といった嘆きの声も出ている。「精神日本人」は「自分は中国人ではあるが、精神的には日本人だと考える人」とされているが、より気軽に「親日」の代わりのような言葉として使われることもある。
また、「日本が中国の手に渡ったら」という話をめぐる議論も起こり、「本当に中国が日本に帰属したら、中国人は奴隷にさせられるだろう」という声や、「経済的には良くはならないだろう。でも教育環境はきっとよくなるはず」といった感想も見られた。
レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年9月20日木曜日
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