有人宇宙飛行を成功させ、宇宙ステーションを独自で開発を進めるなど、中国は世界の宇宙開発をリードする国の1つと言えるが、日本も決して負けているわけではない。中国メディアの快資訊はこのほど、日本で宇宙エレベーター(軌道エレベーター)の開発が行われていることを紹介する記事を掲載し、旅行好きの中国人にとって「宇宙旅行も夢ではないのかもしれない」と伝えている。
現在、民間人が宇宙に行くのは容易ではなく、金銭面を含めて様々なハードルが存在するが、記事は、日本で「宇宙エレベーター」の研究開発が行われていると紹介。さらに、日本では約10年前にはすでに「宇宙エレベーター協会」が設立され、一般企業や大学が協賛し、様々な実験が行われており、2050年までには総延長10万kmにもなる「宇宙エレベーター」を開発しようとしていると伝えた。
技術的には宇宙から地上へ吊り下ろせる強度を持つ「カーボンナノチューブ」を使って地上と宇宙ステーションをつなぎ、「宇宙エレベーター」のなかに人が乗って宇宙と地上を行き来するという構想だが、これが現実のものとなれば、「現在より気軽に宇宙旅行ができるようになるかもしれない」と期待感を示した。
一方で記事は、カーボンナノチューブの量産や、宇宙空間での放射線の影響、大気中での腐食、宇宙ゴミなど、解決しなければならない問題も山のようにあると指摘し、宇宙エレベーターの実現は決して容易ではないことを強調、「宇宙エレベーター」は夢のような話なのかもしれないとし、その前にお金を貯めて、地球上にある「上海タワー」や「エッフェル塔」からの眺めを楽しんではどうかと読者に勧めている。
中国人の好奇心は旺盛で、同胞の訪れたことのない場所に訪れてみたいと思っている人も大勢いる。もし、日本で「宇宙エレベーター」が開発されたら、きっと中国人が殺到することだろう。サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年9月25日火曜日
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