2018年9月22日土曜日

米国務省、北朝鮮の「相応の措置」要求に「非核化が先」

米国政府は20日(現地時間)、南北首脳が「平壌(ピョンヤン)共同宣言」で寧辺(ヨンビョン)核施設永久廃棄の条件に掲げた「米国の相応の措置」について「(北朝鮮の)非核化が最初だ」とし「先に非核化」という立場を強調した。また、前日にポンペオ国務長官が平壌共同宣言にはない「米国と国際原子力機関(IAEA)の視察団参加」の下での寧辺核廃棄に言及したことについては「それは相互間で共有された理解」と述べた。

米国務省のナウアート報道官はこの日の記者会見で、「『相応の措置』をとる用意はあるのか」という質問に対し、「文在寅(ムン・ジェイン)大統領が以前に述べたように非核化がない状態ではいかなることも実現しない。非核化が先になければいけない」と述べた。

「米国とIAEAの査察」については、「核解体(dismantlement)状況がある場合、IAEA視察団が(参加者の)一部になるのは正常な過程」とし「私たちは(それについて)北朝鮮政府と対話してきたし、それは相互間の理解(mutual understanding)」と主張した。また「私が知る限り、この数日間に韓国と北朝鮮の間で議論されたことの一つ」と話した。

米政府は北朝鮮に対する制裁を緩和する考えがないことも明確にした。ナウアート報道官はこの日、「対北朝鮮制裁は続くべきか」という質問に「それは疑問の余地がない」と答えた。中央日報
        

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