2018年8月22日水曜日

iPS角膜移植の審査申請、初会合開催

大阪大の研究チームは、iPS細胞から角膜の細胞を作り、角膜損傷患者に移植する臨床研究実施を学内の審査委員会に申請、初回の会合が22日開かれた。

今後認められれば国に申請し、2023年ごろの実用化を目指す。

大阪大の西田幸二教授(眼科学)のチームは、人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から角膜の細胞を作り、角膜を損傷した患者に移植し再生する臨床研究の実施を学内の審査委員会に申請、初回の会合が22日、開かれた。

今後認められれば厚生労働省に申請し、承認を得て2018年度中に開始、23年ごろの実用化を目指す。視力障害がある患者の救済につながると期待される。
 
計画では、角膜部分が濁って視力障害などを来す角膜上皮幹細胞疲弊症の重症患者に、iPS細胞から作った角膜の細胞を培養してシート状にして移植。iPS細胞で懸念される腫瘍化が起きないかの安全性、有効性などを検証する。共同通信社より

0 件のコメント:

コメントを投稿

日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁

金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...