今後認められれば国に申請し、2023年ごろの実用化を目指す。
大阪大の西田幸二教授(眼科学)のチームは、人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から角膜の細胞を作り、角膜を損傷した患者に移植し再生する臨床研究の実施を学内の審査委員会に申請、初回の会合が22日、開かれた。
今後認められれば厚生労働省に申請し、承認を得て2018年度中に開始、23年ごろの実用化を目指す。視力障害がある患者の救済につながると期待される。
計画では、角膜部分が濁って視力障害などを来す角膜上皮幹細胞疲弊症の重症患者に、iPS細胞から作った角膜の細胞を培養してシート状にして移植。iPS細胞で懸念される腫瘍化が起きないかの安全性、有効性などを検証する。共同通信社より
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