インドネシア・ジャカルタにあるゲロラ・ブン・カルノ・アクアティック・スタジアムが割れんばかりの歓声に包まれた。観客席の日本人ファンがジャカルタ・アジア大会で4冠に輝いた池江璃花子(18)に送った歓声だ。
池江は21日に行われた競泳女子100メートルバタフライ決勝で56秒30を記録し1位になった。2位チョウ・ウヒ(57秒40)=中国=、3位アン・セヒョン(58秒00)=韓国=を余裕で引き離しての勝利だ。今大会では100メートル自由形、50メートルバタフライ、400メートルリレーに続く4つめの金メダルだった。池江は30分後に行われた800メートルリレー決勝にも出場、日本のメンバー4人のうち2人目として泳いだ。だが、日本(7分53秒83)は中国(7分48秒61)に及ばず2位となり、5冠は果たせなかった。しかし、池江は50メートル自由形と400メートルメドレーリレーを残しているほか、400メートル混合メドレーリレー出場の可能性もあり、6冠または7冠に挑む。
女子高生の池江は「日本競泳界の星」と言われている選手で、日本最高記録には池江の名前が並んでいる。オリンピック・コース(50メートルレーン)で出した記録だけで10個(50・100・200メートル自由形、50・100メートルバタフライ、リレー5試合)ある。特にバタフライは今季の世界1・2位記録(21日現在)を持っている。
「池江璃花子」という名前は「池と川の上に咲いた花」という意味だ。池江の母親は助産婦の助けで自宅の風呂場で娘を水中出産したという。3歳で水泳を始め、5歳の時には4泳法を身につけた。15歳だった2015年の世界ジュニア選手権で金メダル2個(50・100メートルバタフライ)、銀メダル1個(50メートル自由形)、銅メダル1個(400メートルリレー)を手にし、将来有望な選手として注目を浴びた。最大の強みは恵まれた体格(身長170センチ・体重57キログラム)から生み出されるパワーだ。中学の3年間で身長が15センチも伸びたという。足のサイズは26.5センチで、普段は男性用の靴を履いているとのことだ。
今回のアジア大会を、来年韓国・光州で開催される世界選手権や2020年の東京五輪の前哨戦と考えている池江は「私は成長し続けているので負けることに対する恐れはない。この勢いで2020年の東京五輪まで行きたい」と語った。朝鮮日報より
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年8月22日水曜日
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