2018年10月2日火曜日

インドネシア地震 甚大な被害明らかに 各国の支援受入れへ

インドネシア中部スラウェシ島の地震では、津波のほかに液状化や地滑りも発生し、甚大な被害が広い範囲に及んでいることが次第に明らかになっています。国際社会からは支援の申し出が寄せられていて、インドネシア政府は具体的な内容を協議のうえ、支援を受け入れることにしています。
インドネシアのスラウェシ島では先月28日、マグニチュード7.5の地震と津波が発生し、防災当局によりますと、これまでに844人が死亡し、632人が大けがをしたことが確認されています。

さらに被災した地域では液状化や地滑りも発生し、多くの住宅が倒壊したり土砂に埋まったりしていることがわかり、甚大な被害が広い範囲に及んでいることが次第に明らかになっています。

今回の被害を受けて、これまでに日本やオーストラリア、シンガポールなど多くの国が支援を申し出ているということです。

被災地では必要な重機や発電機が足りず救助活動が難航しているほか、燃料やテント、食料、医薬品などさまざまな支援物資が不足しています。

このためインドネシア政府は国際社会からの支援を受け入れることを表明し、今後、各国と協議や調整を行うことにしています。
 
命懸けで離陸見届けた管制官犠牲に 追悼の声広がる
 
今回の地震で大きな被害を受けたパルの空港では、激しい揺れの中、21歳の若い管制官が管制塔に1人残って旅客機の離陸を見届け、犠牲になっていたことが明らかになり、インドネシア国内で追悼の声が広がっています。

地元メディアの報道によりますと、この管制官は、被災地パルの空港の管制塔で働いていたアントニウス・グナワン・アグンさんです。

先月28日にインドネシア中部のスラウェシ島でマグニチュード7.5の地震が発生したとき、アントニウスさんは、滑走路上で離陸体制に入っていた旅客機と交信していました。

突然襲った大きな揺れで、身の危険を感じた同僚たちが次々と外に避難する中、アントニウスさんは最後まで管制塔にとどまって旅客機が無事に離陸するのを見届けました。

その後、避難を始めたところ、管制塔が崩れだし、アントニウスさんは地上へ飛び降りたものの、足の骨を折るなどの大けがをして、病院に運ばれましたが翌日亡くなったということです。

最後まで管制官としての職務を全うしたアントニウスさんに対し、インドネシアの運輸省は公式ツイッターにアントニウスさんの顔写真と弔意を表するメッセージを掲載し、地元メディアも大きく伝えるなど追悼の声が広がっています。
 
発生から72時間すぎ がれきの隙間から男性を救助
 
地震と津波で大きな被害を受けたインドネシア中部のパルでは、生存率が急激に下がるとされる災害の発生から72時間を過ぎた1日夜、倒壊した建物の中から38歳の男性が救助されました。

現地からの映像では、照明をたいて夜を徹した捜索活動が行われるなか、崩れたがれきの隙間にいた男性を救助隊員が助け出しました。

救助隊員は男性に声をかけながらスプレーで酸素を与え、担架に乗せて救急車に運んでいました。

男性の詳しい容体はわかっていませんが、意識はあり、会話ができる状態だということです。NHK NEWS WEBより

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